2015年10月22日

干し柿にしてみました

◎事務所の柿の実が、けっこう渋くて

 何日か前に書きましたが、事務所の庭にある柿の木。今年は豊作だったのですが、甘く実ったものもあれば、もう完熟の雰囲気なのに、全体が渋くて食べられないものもたくさんあることが、その後分かりました。
 かといって、捨てるのももったいないので、皮を剥いてベランダに干しました。

事務所で干し柿.JPG

 先週金曜に、「ひと口かじって渋かった」2〜3個を干しておいたら、6日目の昨日は、かなり甘くなっていました。
 ってことは、今日干した10個ほどの柿も、しばらくしたら、いい雰囲気になるかも、と期待。
 ですから、干し柿づくりのレシピにあるように「皮を剥いて、ゆでて、焼酎につけてから、干す」みたいな工程を踏まなくても、「単に皮剥いて、干しとけば、なんとかなるだろう」って気分です。

 あさって24日から11月2日まで、ネパールに行くことになりました。
 現地の環境とか、伝統文化、食文化を見てこれればいいなあと思っています。
 帰国した頃は、もう甘い干し柿になっているかもしれませんね。(^^)/
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2015年10月21日

念願の? 八高線に乗りまして

◎40年ぶり、懐かしの……

約40年ぶりに、JR八高線に乗りました。
高校時代の通学で3年間利用した列車です。藤岡の実家から自転車で群馬藤岡駅へ。そこから高崎へ向かって列車でした。
20年以上前に、群馬に返ってきてからも乗る機会がないままでした。
毎年10月のどこかの土曜日に、中学校の仲間が「集まれる奴だけ集まろう」と藤岡市内で一杯やっています。
同級生である女性が、そのご主人と焼き肉レストランを経営していて、会場は必ずそこです。
店はJR群馬藤岡駅から歩いて9〜10分。藤岡総合病院のお向かいの、大きな焼き肉レストラン。大変な繁盛店です。
「八高線に乗らない手はないぞ」
 そんな気分で、夕方出先から車で自宅に帰って、歩いて12分ほどで高崎駅へ。
 キップを買って、3番線に進みます。
ホームから乗り込む段階で、気分は高校生。発車して、倉賀野、北藤岡、そして群馬藤岡です。ホームや建物などは、もちろん、昔のままではないのでしょうが、雰囲気は記憶通り感じ。建物は新築なのか、当時の物のリフォームなのか。改札が自動になっていたのは、当然のことですよね。

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去年も乗ろうとしたのですが、藤岡市内の友人が、高崎の僕の家までわざわざ迎えに来てくれたので、乗車しないまま。その時も、帰りに乗ろうとしたら、安中に住んでいる同級生がノンアルコールで、「帰り道だから、高崎までのせてってやるよ」のありがたい申し出。そのため、八高線は味わえなかったのでした。

車で会場に行ったとしたら、帰りは代行運転で3500円ほど。これが往復八高線だと480円。しかも、なんとなく高校のラグビー少年時代の記憶がよみがえったりしながらの列車道。
お金以上に「得した気分」でした。
行きは、土曜日の夕方なのに満席で座る場所なし。そうそう、当時も朝晩の通勤通学時間帯は「満員列車」だったっけ。
帰りは、午後10時28分発高崎行きだけに、車内はガラガラ。
乗車時間が片道10数分でしかないのが惜しい感じ。

市内西平井の実家に行くときは、八高線では不便なので、車です。
また、藤岡市内で宴会がないかなあ(^^)/
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2015年10月20日

久々に釜パエリアを

◎そうだ、「釜パエリア」をつくろう

 米食文化について考えているうちに、西洋の「米っ粒食文化」に思いがいき、パエリア、ピラフ、リゾットといった「麦の粉食文化圏なのに、有名な米料理」が浮かんできました。
 この3品は、日本人ならほとんどの人におなじみですよね。みんな「洋風の炊き込みご飯」です。
 やっぱり、西洋人にとっても「米」はおいしい食べ物なのでしょう。
 スペイン、トルコ、イタリアは米作も行われているだけあって、これらが「国民食」になっているのにも納得。
 パエリアは、専用の大きな鍋でつくって、みんなの前に「さあ、食べきってみろ」と出すのも楽しいのですが、わが家でこじんまりとした宴会を開くときには、僕は「釜パエリア」を作ります。

◎峠の釜めしの器で

 群馬名物「峠の釜めし」。陶器の小さな釜をいくつかとってあります。
 たまに、これでごはんを炊いたり、お粥にしたり。
 釜めしをつくりもしますが、ただ釜めしじゃ、面白くない。
 そこで、スーパーに並んでいる「パエリアの素」みたいなスープを買ってきて、「釜パエリア」をつくると手軽で、そして楽しいのです。
 一合の生米とタマネギをバター炒めして、釜に入れて、パエリア用のスープを注ぎます。頭有エビ(これがないと、パエリアっぽくないので、必需品)・ホタテ・貝類(ムール貝だと、釜めしの窯には大きすぎるので、ここは小さなアサリに)・オリーブの実などを乗せて、コンロの火にかけます。
 僕の台所のコンロで約15分。普通のごはんを炊くように「はじめチョロチョロ、中パッパ。ジワジワ時に火を引いて、赤子なくとも蓋とらずっちゅうだにい」と、古典落語に出てくる「飯炊きの権助」の気分で火加減を調整しながら。
 火を止めて4〜5分、蒸らして食卓に。

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 友人夫妻がきた時など、「釜めしを炊いたの? 家でつくるなんて珍しいなあ」と、まず感激させておいて、第二弾として蓋をとります。「うわあ、なんだあ、これ。エビに、ホタテに、貝に……」と、感動は高まります。
 まあ、こんなことをして遊ぶための小道具が「峠の釜めしの釜」なのです。
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2015年10月16日

料理の味つけって

◎食素材の魅力を堪能しているか?
言うまでもなく、群馬は食素材王国ですね。牛、豚、鶏などの肉。キャベツ、キュウリ、トマト、ネギ、コンニャクなどさまざまな野菜。それらの味は高く評価されています。
でもその「味」を僕たちは十分に堪能しているのでしょうか。
分かりやすいのがサラダです。
キュウリ、トマト、オニオン、レタス……。色とりどりの新鮮野菜をお皿に盛って食卓に。食べる前にドレッシングやマヨネーズをたっぷりかけて、「素材の味」よりも「調味料の味」にしていませんか。なんか、もったいないし、ヘルシーさという意味では逆行しているのかもしれません。

◎サラダになにもかけないと……
素材のよさを堪能するには、どうしたらいいでしょうか。
手っ取り早いのは、サラダに何もかけず食べてみることです。
それぞれの野菜が持つ甘さ・すっぱさ・さわやかさ・苦さ、そんな「野菜の味の交錯」がなによりの調味料だと実感できます。
「いままで、ドレッシングの味で野菜を食べてたんだなあ」 
 そんな気分になります。

◎肉の味と香味野菜・香辛料だけで
焼くか蒸すか、ゆでた牛豚鶏の肉をスライスして、数々の香味野菜やハーブ類、コショウなどと一緒に食べてみましょう。塩・しょうゆ・ソース・タレなどを使わずに。肉の味と香味野菜・香辛料のアクセントで十分においしいことに気づきます。ローストチキンで試したのが、下の写真です。

ロースト鶏香味野菜.JPG

「もっとくっきり、はっきりの味に」
 そんなご要望ならば、スライスかみじん切りの玉ねぎをフライパンで飴色になるまで炒めてコショウを加え(少量のバターか油を使うのは仕方ないかな)、その「甘〜くなった」玉ねぎを「調味料」として肉にかけてもいいですね。
 これは「シャリアピンステーキ」ですね。
 この「よ〜く炒めた玉ねぎ」を、サラダのドレッシングにしても、面白いものです。

◎必要最低限の味つけで、最良の味を
すき焼き応援県群馬で県庁が公募中の「すき焼きレシピ」。
関東風の割り下や関西風の砂糖としょうゆでなく、いっそ超濃厚なコンブだし(京都の板前さんが得意の「こんぶを通常の10倍以上使った」だし汁みたいなものね)で「澄んだ煮汁のすき焼き」にして素材の味を楽しんでみたら、と夢想したりして。
「調味料は最低限に」
 声高に言いすぎると、しょうゆ・みそ・調味料メーカーさんに怒られそうです。「営業妨害するな」なんてね。そんなつもりは毛頭ないのですが、僕たちがみんな「くっきり、はっきりの味をつけなければ、おいしくない」なんて思いこんでいないでしょうかって話。
素材の底力と必要最低限の調味料。健康寿命王国群馬として、そんな先進的食スタイルをアピールする方法もあるのではないでしょうかね。

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2015年10月15日

稲が乾燥してきまして

◎居間の稲が「首を垂れて」きまして
 田んぼに実った稲。これが硬いか柔らかいかを知りたくて、父親の田んぼからもらってきたのですが、米粒がクルミより柔らかい雰囲気だったことは、以前書いた通り。
 その稲穂を花器に飾っていますが、かなり乾燥してきて、穂先が下に垂れ下がってきました。
 この姿は、それなりに芸術的です。
 毎日見ていても、見飽きません。
 別の花を加えてみました。これも吉井の中山峠の農産物直売場で、3束600円ほど。メインは小さな実をつけた柿の枝です。
 垂れ下がった稲穂と、柿の実。深まりゆく秋を、自宅の中で味わおうということですね。

自宅に稲枯れてきた.JPG

 この米は、もちろん乾燥してかなり硬くなっています。台所の米びつの中の米みたいな雰囲気ね。
 柿については詳しくないけど、どうでしょうね、甘いか渋いか。
 今夜食べてみましょう。

◎事務所の柿がたくさん
 柿といえば、事務所の敷地内にある百目柿(お店で売っているひらっべったい富有柿ではなく、真ん丸に近いやつね)が、今年は豊作です。このところ、毎日2個ずつ食べ続けています。
 実家の庭にも、僕が子どもの頃に、この種類の柿の木があったのですが、納屋の建て替えなどで父親が切ってしまったのです。「惜しいことを。あの木があれば、もっとふんだんに食べられたのに」と。
 その分、事務所にあるから、まあいいのですがね。

事務所の柿.JPG

 子ども時代の郷愁に浸りたいから、という気分なので、この柿は皮を剥かずに、そのままかじりつきます。
 これが、なにより楽しいのですよ。
posted by katsuhiko at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記