でも、僕たちは、そのゲートをくぐりません。
ここから、目指すロッジの「エベレスト・ビュー・ホテル」(標高約3900メートル)まで、徒歩なら2泊3日。荷物はヤク(水牛ですなあ)に運んでもらい、登山客は自分の足で。途中2泊して「高度順応」しつつ進むのです。
ところが、僕らは「ええかげん」なことに、ルクラからエベレスト・ビューの建物前のヘリポートまで、ヘリで一直線。所要時間7分。「こんなことしていいのかなあ」といった罪悪感も。
ともかく、7分で着きました。
ヘリを降りたら、そこは360度の大パノラマ。見渡す限りヒマラヤの名峰、名峰、また名峰。世界一の展望台であったのでした。これは予想を超える迫力ですね。