約25年ぶりに、ラグビーボールを握りました。昨日。
この間の「全国高校ラグビー」の開会式直後に行われた「18歳以下女子日本代表」の東西対抗戦に出場した明和県央2年の須田澪奈さんに、「悲願の花園」の感想と、今後の夢などを聞くために、グラウンドにおじゃました際のこと。
インタビューを終えて、ボールをかかえた澪奈さんの写真を一枚。そのあと彼女と何回か「パス」のやりとりを。
今はなんて言うのでしょうか? 僕がラグビー少年だった時代は「スクリューパス」なんて表現しましたが、味方にパスするボールに回転をつけて放る、そうすると素早く、遠くへパスが届く。そんなスクリューパスを、僕自身の身体が覚えていました。
なんか、40年も前の高校時代を思い出して、涙があふれそうになりました。
本当は、そのままボールを持って走り出したかったのですが、成田仁監督や、ほかの男子部員も大勢いたので、そこまではできませんでした。
やっぱりラグビーはいいなあ!
その澪奈さんは、「憧れの花園でのプレー、スタンドは満員。緊張していて、あっという間に試合が終わってしまいました。力を出し切れなかったかなという思いはありますが、本当に楽しい経験をしました。今まで以上にラグビーが好きになりました。1年後も出場できるように頑張ります」
「オリンピックは7人制(セブンス)ですが、セブンスよりも15人制の方が、自分に向いていると思います。大学では15人制を続けながら、一番の夢の教師の道に進む勉強をしたいと思います。15人制のワールドカップですか? もちろんそれも夢ですね。自分自身を高めるためにも」
毎晩、酒におぼれるおじさんとは、目の輝きが違います。
とはいえ、その瞬間だけ、僕自身が少年に返ることができたのでした。
澪奈さんが笑顔で語る写真は、1月26日発行の「月刊 たかさき毎日1月号」をお楽しみに(^^)/