自宅宴会に欠かせないのは、大きめの皿で「ドーン」と出す料理。素人なんだから、細かな技術論ではなく「見栄え主義」ね。
17日(日)に、おじさんたち7人が集まりました。
体長40数センチはある真鯛が、角上魚類で1300円で売っていたので、迷わず購入。手抜きのために、お店の人に鯛のうろこと内臓は取り除いてもらいました。家の台所では、塩をふってオーブンで蒸し焼きするだけです。
簡単、手間いらずの「手抜き料理」です。
わが家のオーブンで180度30分。焼きあがった鯛を大皿に盛って、テーブルに。「さあ、喰え」と。
「おお、なんだあ、これ。でっかい鯛が一匹まるごとだあ」
大きな歓声が上がります。

◎鯛を食べたいというよりも
たしかに、みんなが言っていましたが、鯛って刺身はもちろんおいしいのですが、焼くか煮るかして「加熱」した方が、よりおいしくなる魚です。
でも、僕が本当にほしいのは、食べ終えた後の骨。
これを鍋で煮て、鯛のダシをとりたいのです。
すぐにつかうなら、ダシ汁のまま冷蔵庫へ。そうでなければ大きめのタッパーに入れて冷凍します。
この「ダシ氷」を少しずつアイスピックで砕いて、夕食のお吸い物につかったり、米を炊いたりして風味豊かな鯛飯にしたり、鯛そうめんにしたり。
この晩の宴会でも、先々週に食べた鯛の骨でとったダシ汁の冷凍品を解凍。ご飯を炊いて、宴会の締めの「鯛飯」に。
さてさて、メニューは、
◇刺身の切れ端と納豆・セリの和え物
◇セリとかまゆで白魚の和え物
◇漬物3種(これは、参加者のひとりがスーパーで買ってきました)
◇仙台牛のローストビーフ、サラダ仕立て
◇鮎の塩焼き
◇真鯛の塩焼き
◇モツ煮(モツ、こんにゃく、にんじん、豆腐)
◇マグロたたきの「メンチカツ風」
◇鯛飯
◇ビール4本、純米吟醸の一升瓶2本、4合瓶1本。
食材費と酒代(酒屋の小売価格)で、合計14000円。参加7人で、割り勘の会費は2000円。
実は、メンバーの一人が前回急用で「ドタキャン」。その詫び料として純米吟醸一升瓶を「差し入れ」てくれました。この酒代(3000円相当)を会費に加えたとしても、ひとり2500円
「宅飲み」の威力ですなあ。