2016年08月31日

栗の枝をもらってきて

◎もう9月、秋なのだ

 明日は9月。もう秋ですなあ。
 観音山にある事務所の近所の空き家に栗の木があって、実が相当大きくなっているみたいです。
 そこで、吉井町にある友人のデザイナー・戸塚佳江さんの事務所兼自宅に電話。「戸塚さんちって栗の木がなかったっけ?」
「ありますよ、父の畑に何本も」
「よかった。わがままを言いますが、いが栗と葉っぱつきで、枝を2〜3本切らせてください」
 そんな展開で、戸塚さんの事務所に。都内の大学3年生の長女あかりさんが帰ってきていて、久々にご対面。長身・スリムで・子顔で、という現代風の素敵な女性。ますますきれいになっていました。
 戸塚さんの父上は、昭和7年生まれ。笑顔で畑に案内してもらって、のこぎりで枝を6本も切ってくれました。
 そのまま、僕は自宅に戻り、とりあえず水につけて、また仕事に戻りました。
 家においてきた栗は、こんな姿です。

2016栗のイガを飾る.jpg

 栗の葉や枝の一部を剪定して、花や枝もの、葉ものをあしらうことにしましょう。
 それを写真に撮って、10月の渋川青翠高校創立40周年記念式典での講演資料に使いたいのです。

 ともかくは、希望通りの栗の枝が手に入りました。毎年、秋の年中行事は栗や柿の枝、あるいは稲刈り直前の稲穂(これは、藤岡の実家の田んぼです)を手に入れて、リビングに飾ることなのです。
 戸塚さん、お父上、あかりさん、深謝であります。(^^)/
posted by katsuhiko at 19:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月25日

遅ればせながら、ポケモンGOを

◎高崎駅西口で
 スマホのゲームのことで「社会現象になっている」と言ったら大げさですが、本日ようやく僕も「ポケモンGO」を体験してみました。
 この種のゲーム類には興味なしの人間ですが、明和短大の後期授業でも「生活と情報社会」という科目を担当するので、多少は体験しておいた方がいいのかな、といった感覚。僕の『情報を捨てる勇気と表現力』(言視舎)を教科書で使うこともありますし。
 もちろん、自分のスマホでやるつもりなし。友人の息子さんが詳しいので、彼のスマホをつかって、高崎駅周辺をウロウロ。たしかに、よくできたゲームだなとは思います。

◎ゲット「タマタマノ」
 そこそこいました、ポケモンが。「先生役」の息子さんがいくつかゲット。僕も彼のスマホを渡されて、駅西口のマツモトキヨシ前あたりで、ポケモンに遭遇。1度、2度と捕獲に失敗。3度目に現れた「タマタマノ」というモンスターをゲットできました。
 熱心に教えてくれた息子さんには申し訳ないのですが、ゲットして「だからどうした」という気分なのは、まあ、僕がゲーム世代ではないということでしょうね。

◎僕自身だって……
 まあ、ポケモンGOを笑えません。僕は僕で、ノートパソコンを開いて、「無料麻雀ゲーム」をするのが、事務所での「息抜き」タイム。
 僕の周りでは麻雀をする人が激減して、なかなか場が立ちません。雀荘に4人で行って楽しんだのは、もう6年も前の事。
 ですから、最近はもっぱらパソコンでの麻雀ゲームです。
 これも、なかなかよくできたゲームで、画面上の敵3人を相手に、「自分の役づくり」「敵の戦略の推理」と、「頭脳を駆使して」ゲームを進められます。
 唯一の欠点は、誰もいなくなった事務所でやるので、無口でせざるを得ないこと。
 これが現実に4人揃っての場なら、わいわいがやがや。
「いかん、危険牌を引いてしもうたがや」
「通らんやろなあ、この牌。ええい、勇気を出して、これでリーチや」
「さあ、一発で引いてきたら、逆転やでえ」
  などと、なぜか関西弁になりながら、本気出したり、芝居したり、時にポーカーフェイスになったり。そういう人間的なやり取りができないのが、麻雀ゲームの世界。
 とはいえ、ゲームに熱中するという意味で、ポケモンGOに熱中する人たちを笑えないのですよ。
posted by katsuhiko at 13:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2016年08月19日

サンマが出回ってきました

 サンマの季節です。「サンマは塩焼きに限る」に異論なし。でも、いろんな食べ方を楽しみたいもの。

◎「目黒のサンマ」の殿様はかわいそう

 古典落語の人気噺「目黒のサンマ」。目黒に狩りに出た殿様が、生まれて初めて焼きたてのサンマを食べて感激。その後「サンマ、サンマ」と恋い焦がれます。
 殿様が食べたのは炭火に丸ごと放り込んでジュージュー焼き、皮や灰をはらった豪快な品。隠亡焼きと、今は使われない言い回しをする演者も。アルミホイルでくるんで炭火に放り込んで焼けば、手軽にその雰囲気かも。
 さて殿様、ある日、切なる希望がかないますが、「脂の多い魚で体にさわる」と周囲が心配。焼いて皮をはぎ、小骨を毛抜きで1本1本抜き、蒸し器にかけて、ほとんど「だしがら」風に。
 演者によっては、この「だしがら」に粉をまぶして丸め「つみれ」に。お椀に入れて、薄味のあんをはって殿様のお膳に。「ムニエル」「つみれあんかけ」みたい。工夫すれば高級レストラン・料亭の味わいかも。でもそこは落語。殿様がふたを取ると、あの香りはごくわずか。
「これがサンマか? どこから取り寄せた」
「銚子沖より(あるいは「日本橋の魚河岸より」という筋立も)」
 殿様すかさず一言。「サンマは目黒に限る」と、これがオチ。おいしいサンマを食べさせたかったなあ。
 
◎市販の刺身を使って、お店料理っぽく

 そこで、こんな品のご提案。市販のサンマ刺身を使って「なめろう」に。刺身を包丁で細かくたたくように切って、細切り小ネギ・青ジソ・ショウガ・ミョウガ、さらに味噌を加えて味つけ。

さんまのなめろう.JPG

 落語じゃないが、丸めたつみれの椀物というのもいいですね。

さんまのつみれ.JPG

 ごはんが炊きあがった炊飯器に、しょうゆ漬けした(ペットボトル入りの「なんとかつゆ」が便利かな)刺身を入れて蓋をして15分。手軽なサンマごはん。茶碗に盛って千切りショウガを乗せます。魚臭さも消え、本来の甘味が引き立ちうまいのなんの。

さんまごはん.JPG

 まあ、江戸のお殿様お膳には出せないかもしれませんが(^^)/
posted by katsuhiko at 09:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記