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KIBE’S BLOG
木部克彦の ひとりごと
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2017年03月28日
もう、満開になってしまった
先日報告した、自宅に飾った桜の枝ですが、もう「満開状態」になってしまいました。
なかなか宴会ができないのが、もどかしいのですが、まあ、これから一週間くらいはこの保つでしょう。
本日の大腸内視鏡検査のため、ゆうべは禁酒したので、今夜は第一次花見という意義付けの晩酌にしましょうかな(^^)/
posted by katsuhiko at 19:15|
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日記
2017年03月27日
茂木さんとの出会い
ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美さんという素敵な女性に出会いました。
ある食事会の席です。お仕事に興味があったので、さっそくおたずねしました。
28日発行の「月間たかさき毎日」(高崎市内の毎日新聞、上毛新聞、日経新聞、産経新聞、東京新聞などに折り込む形で発行)にこんなインタビュー記事を載せました。
理想の食材・調味料と洗練スタイリングで
「よい食べ物はよい心身をつくる」を追求
心も体も満腹になる食事は
茂木奈央美さん
「よい食べ物は、よい心と体をつくります。『食べたもので、自分ができている』なんて言い方があるほど。添加物をできるだけ避けて、地元の物を食べることですね」
とはいえ食生活を一気に変えることは難しい。理想の食材探しも大変。よい物は値段が高いし。
「週に1〜2回、今の食生活をリセットする日をつくりましょう。あるべき食の魅力を実感すると、人は必ず変わっていきます」
身近な食材には様々な添加物。どうやって望ましい食材を見つければ。
「油・砂糖・しょうゆ・味噌、材料表記をよ〜く見てください。しょうゆなら丸大豆使用か否か。ほかの物も添加物がなるべく書かれていない品を選ぶこと。砂糖はきび砂糖や粗糖がおすすめ。多少割高でも『外食を1回減らして、家庭ではよい素材を』の気持ちで」
自身の教室ではフードスタイリングにも力を入れる。トータルなテーブルコーディネートと盛り付けで味に大きな差が。
「夜、お酒を飲みながらの食事なら黒を基調に食器や敷物をシックに統一。ランチなら明るい白を中心に。サラダは素材の色を組み合わせてカラフルに盛り付け。『カルパッチョ』の語源はイタリアの画家の名前。まさに『絵を描くように』スタイリングすれば、食べる人の心も踊ります」
「大皿に小さな器のカレー料理を2〜3種類並べ、ライスやナンを盛りつける『タリー』は、日常の食卓の和洋中にも生かしやすいのでは」
ガーニッシュ(付け合わせ・飾り)は、家庭でも重要。パセリや青ジソなどの葉物は代表例。
「朝、目玉焼きをお皿に盛って、塩・コショウ。これだけでおいしいのですが、刻んだ緑のパセリをパラパラ。ちょっとテンションが上がります。真っ赤なトマトを刻んで添えると、より華やか。スープも付けたくなる気分に。『今日は晴れるかな?』とウキウキ。これを誰と食べようか? どんな話をしようかな? 気分が盛り上がります」
家庭の食卓でできる工夫の余地は無限大。目指すは「心も体も満腹になる食事」だから。
posted by katsuhiko at 21:42|
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日記
2017年03月24日
桜の開花宣言
毎年3月下旬になると、親しくしてもらっている市内八千代町の花屋さん「彩」に桜の枝を仕入れてきてもらいます。
それを自宅の花器にいけておくのです。つぼみが次第に膨らみ、開花していきます。
満開になると、1週間以上はそのままの状態に。庭もない、小さな自宅ですから、せめて家の中に桜を飾って花見気分を味わうわけです。花が散ると、緑の葉桜に。飾り始めてからひと月近くは楽しめるのですよ。
昨日、彩さんから買ってきた桜の枝ですが、ひと晩明けたけさ、もう咲き始めていました。
間違いなく「我が家の開花宣言」です。
いやあ、驚きました。やっぱり、室内は温かいのですね(当たり前か!)。
この分だと、満開も近そうです。春ですなあ(^^)/
posted by katsuhiko at 14:18|
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日記
ある企業家との出会いと別れ
ある企業家と出会いました。
場所は横浜市内の大きな病院のホスピス病棟。数年前に脳梗塞に襲われたのですが、懸命の治療とリハビリで、家族や社員など周囲には笑顔で対応していました。昨年、末期がんと診断されても「会社の経営内容はどうなっているのか?」と50年以上も前に自ら興し、飛躍させてきた会社のことが頭から離れませんでした。
彼は85歳。まさに「生涯現役」です。病棟で、これまでの歩みを語る口調はとても深刻な病をかかえている人とは思えません。
「好きな言葉があるんです。『疾風に勁草を知る』ですよ」
と語ります。
「困難や試練などに直面して、初めてその人の意思・節操・値打ちが分かる」という中国の故事ですね。
「30歳でサラリーマンを辞めて会社を興したが、試練の繰り返しだった。でも、『逆風にさらされてこそ、自分の値打ちが分かる』と歯を食いしばってきた。頭の中には常に『疾風に勁草を知る』の言葉があった。社員がついてきてくれたおかげで、業界をリードする会社に成長させることができました」
「社長の座は、競争の勝者じゃない。家族はもちろん、全社員とその家族を合わせて何千人もの人たちの明日に責任を待つ苦しい仕事なんですよ。『損な悪回り』とでも言うべきですかね」
「社長と言えば親も同然。社員と言えば子も同然ですよ。親が面倒をみなくて誰がみますか」
「経済は人を幸せにするための道具。政治も同じ意味の道具。会社も同様で、すべて目的は、人を、社会を幸せにすることじゃないですか」
こういう経営者のもとだからこそ、社員の態度もすがすがしいのでしょう。外来者に対して、仕事中の社員が手をとめて「いらっしゃいませ」と笑顔で挨拶してくれます。
「百年企業」へ向けての戦略も着々と進んでいる中で、先日、彼は旅立っていきました。もっともっと、いろんな話を聞きたかったのですが、それはかないませんでした。
彼をはじめ、周辺の人たちから取材した話をまとめた回想録が、彼の葬儀に間に合ったのは、せめてもの救いかもしれません。
企業の、役所の、政治家の、悪い面ばかりが報道される毎日です。「企業も、役所も、政治家も、すべて『人を幸せにするための存在』だから」という彼の言葉に耳を傾ける謙虚さを持ってくれないかと痛感します。混迷の一途をたどる現代日本の再生への処方箋になることは、間違いないのですから。
posted by katsuhiko at 10:01|
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プロフィール
1958年 群馬県生まれ
毎日新聞記者を経て出版業
明和学園短大の客員教授として、食文化や表現論などを論じる
出版業のかたわら、食・料理、社会福祉論、葬儀論等の分野で取材・執筆。その一方で、聞き書きによる「自分史」「回想録」出版を数多く手がけ、「自分史の達人」と評される。日常生活では、仕事と家事の「兼業主夫」。
著書に、「日本一無名な群馬県が、日本一幸せに暮らせることを証明した?『今夜も「おっきりこみ」』『群馬の逆襲』『続・群馬の逆襲』『情報を捨てる勇気と表現力』」。個人出版の魅力を描いた「本が涙でできている16の理由」。捨て犬を救う活動を描いた「捨てられたいのちを救え!〜生還した5000匹の犬たち」。ダウン症の青年画家の27年を描いた「トバシ! 小柏龍太郎は絵を描くことを”トバシ”と言う」。甲山事件の報道被害検証の「犯人視という凶器」。聴覚障害問題を扱った「無音の音が聞こえる」。ペットの葬儀模様を描いた「チョロの車いす」。など。
藤岡良のペンネームで、料理エッセーとレシピの「図説 主夫のなんちゃって料理術」。男の家事論をつづったエッセー「主夫っていいかも」。精進料理の世界を歩いた「精進料理紀行〜全国味とこころの寺巡り」など。
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