◎「早朝に新聞を読む」入院生活
入院暮らしで、それなりに時間はあります。
このところ、午後は仕事の打ち合わせや、インタビュー取材のお相手に病室にきていただくような展開。けっこう忙しいですね、(^^)/
でも、就寝が午後9時で、けっこうその直後に寝入っているので、朝は5時ごろに目覚めます。
ですから、朝は時間があるわけです。
まず、ナースセンター前にある新聞の自販機へ。
朝日新聞、上毛新聞、スポーツ新聞が並んでいます。
朝日と上毛を買って、病室で読む日々。
でもね。
「これだから、新聞が読まれなくなるんだろうなあ」
そんなふうに実感する日々なのです。
◎この紙面って、やっぱりおかしいよね
新聞に恨みはありませんが、建設的意見として、たとえば、朝日。
一面から始まる各ページは、それなりに読んでいます。
でも、群馬版に入ると、これはいけない。
高校野球県予選の記事で大部分のスペースが占められています。
本日27日の紙面も、準決勝2試合で、紙面が埋まっています。
東日本大震災だって、こんなに埋まっていないんじゃないかっていうくらいの大展開です。
大昔からそんな展開でしたよね。夏の甲子園主催者の朝日だけじゃなく、読売も、春の甲子園主催者の毎日も。
昔は、これを「異常な紙面」とは思わなかったのですよ。
「ああ、汗と涙の高校野球だああ」
そんな受け止めね。
でもさ、2017年の今になって、こういう紙面を見て、みんなどう感じるのでしょう。
「ほかに大切なニュースがあるでしょうが」
「スポーツだって、ほかのいろんな種目の楽しさ・大切さに光を当ててみるべきじゃないのか」
「自社の主催事業の大宣伝って、株式会社としては仕方ないのでしょうが、『社会のために』『国民の利益に』と標榜している新聞社として、21世紀の今日、あるべき姿なのか?」
そんなふうに「興ざめ」する人って、少なくないと思うのですよ。
こんなことも「新聞を購読しなくたっていいじゃん。読みたいものは、新聞社自身がネット配信しているし」につながるんじゃないでしょうか。
運動面を開いたって同じこと。
本番の甲子園ならともかく、都道府県予選で1ページとる。テレビさえもが見放しているプロ野球を、まだまだ1ページも2ページもとる。
「ほかの競技で、読み応えのある記事が、いくらでも書けるでしょうにねえ」
ため息が出ます。
「きれいごとを言ったって、所詮は、自社の利益最優先か」
消費者がこう感じる。それが拡大していくことって、怖い事なのですよ。
◎自民低迷と似てないか?
東京都議選惨敗、仙台市長選敗戦、安倍政権の支持率下落など、政府や自民党を取り巻く環境が好例です。
なぜ、こんな動きになっているか?
「『日本の明日を』などときれいごとを言ったって、所詮は、自分や自分の党の利益最優先か。ならば、この政党には任せられない」
多くの人がそう実感した結果なのですよ。
新聞も同じです。世間に公表されている公式発行部数にしても、各新聞社ともかつての数字より1割も2割も減少しているのです。
自民党支持の低迷と共通する「マイナスの勢い」です。この傾向が10年続いた末を想像しましょう。
「変わらなきゃいかん」と思わすにはいられないでしょうが!
◎今が、最後のチャンス
だから、今が最後のチャンスなんですよ。
今なら間に合います。
旧態依然たる紙面を、真に読者に役立つ展開に変えていけば、「国民が、積極的に読みたくなる」記事満載の新聞に再生できれば、光明は見えてきます。
必要なのは、「変革への発想の転換と、既成概念を捨てる勇気」以外のなにものでもなし。
「新聞っちゅうのは、昔からこういう紙面だったんだ。これが新聞なんだ。読める人が読めばいいのだ」
そんな意識を捨てることです。
それとも、
「半世紀も前から、新聞はプロ野球と大相撲の結果、それと一番大切なテレビ欄しか読まれていなかった。それでも、新聞を購読するのが社会人の常識だったんだ。だから、難しい面は読まれなくてもいいんだ」
という考え方を持ち続けるのでしょうか?
これじゃいけないよね。
早朝の楽しみとして新聞を読んでいると、そう感じて仕方がないのです。
短大の学生たちに「君たち自身の表現力をアップさせることが、人生を切り開くには欠かせない。そのための力強い味方が『新聞熟読』なのだよ。なぜかと言うと……」と説いている僕としては、批判をまじえながらも「新聞よ、頑張れ」と言わずにはいられないのですわい。(^^)/
2017年07月27日
2017年07月26日
真人間に戻りつつあるか
◎チキンのクリームソース煮は濃厚だから「割って?みよう」
夕食はチキンのご飯・クリームソーズ煮・大根サラダ・青菜の味噌和え。
このまま素直に食べようかとも思いましたが、しばし腕組み。
「うーん、なんかできそうな気がするんだけど」

考えながら、チキンをひと口。いいお味です。細切り大根やにんじんなどのサラダは、軽く酸っぱい味つけ。
チキンは当然濃厚な味わい。サラダはあっさり。やや物足りないと言えなくもない。
そこでだ。
「これを組み合わせれば、チキンも野菜もちょうどよくなるんじゃないかな」
そんなことを思いつきました。
◎チキンサラダにしてみよう
それで、チキンを箸で細長く切りました。大根サラダの上に、青菜の味噌和えを少し乗せて、その上に、クリームソースに絡めたチキンの細切りを。

チキン・青菜・サラを箸でつまんで食べてみました。

思った通り、チキンのソースの濃厚さが薄まって、逆にサラダのあっさり感にコクが加わりました。
「いいじゃん、これって」
もちろん、チキンのクリームソース煮は半分以上残してあるから、この濃厚な味わいは、それとして楽しむんですよ。
◎「真人間」に返ってきたかな
いやあ、こんな「手づくり」おかずで、ご飯がうまいこと。
禁酒も8日目になると、「この料理がおいしいから、ご飯じゃなくて、ワインを……」なんていう考えも、すぐには浮かんでこなくなります。不思議なことに。
ようやく「真人間」に返ってきたようです。(^^)/
夕食はチキンのご飯・クリームソーズ煮・大根サラダ・青菜の味噌和え。
このまま素直に食べようかとも思いましたが、しばし腕組み。
「うーん、なんかできそうな気がするんだけど」
考えながら、チキンをひと口。いいお味です。細切り大根やにんじんなどのサラダは、軽く酸っぱい味つけ。
チキンは当然濃厚な味わい。サラダはあっさり。やや物足りないと言えなくもない。
そこでだ。
「これを組み合わせれば、チキンも野菜もちょうどよくなるんじゃないかな」
そんなことを思いつきました。
◎チキンサラダにしてみよう
それで、チキンを箸で細長く切りました。大根サラダの上に、青菜の味噌和えを少し乗せて、その上に、クリームソースに絡めたチキンの細切りを。
チキン・青菜・サラを箸でつまんで食べてみました。
思った通り、チキンのソースの濃厚さが薄まって、逆にサラダのあっさり感にコクが加わりました。
「いいじゃん、これって」
もちろん、チキンのクリームソース煮は半分以上残してあるから、この濃厚な味わいは、それとして楽しむんですよ。
◎「真人間」に返ってきたかな
いやあ、こんな「手づくり」おかずで、ご飯がうまいこと。
禁酒も8日目になると、「この料理がおいしいから、ご飯じゃなくて、ワインを……」なんていう考えも、すぐには浮かんでこなくなります。不思議なことに。
ようやく「真人間」に返ってきたようです。(^^)/
よし、「茶粥気分」にひたろう
◎窓から観音山を見ていて
26日朝食はご飯・白菜の味噌汁・豆腐バーグ・青菜の磯和え・漬物・牛乳。
昨日の夕食もそうでしたが、「遊びようがないなあ」。そんな気分。

「うーん……。なんかできないかなあ」
腕組みしながら、窓の外を眺めると、遠く観音山丘陵が。山頂には高さ40メートル余りの白衣大観音像が見えます。
お寺気分になって思いつきました。
「そうだ。ほうじ茶があるんだから、これをご飯にかけたら『茶粥気分』にならないか?」
正確には「お茶漬け」なんですが、まあ、そこは病室。煮炊きできるわけもなし。あくまで気分ね。
◎奈良に住んでいた頃を思い出すなあ
20代のころ、奈良の西大寺横に住んでいたことがありました。奈良で暮らしていると、お寺じゃなくたって当たり前のように茶粥を味わうことになります。
自分で炊くのも楽しいものです。それが癖になって、今日まで茶粥・茶飯はわが家でもよく食卓に登場します。
そこで、青菜の磯和えを味噌汁の椀のふたに移して、その小鉢にご飯を適量。磯和えと漬物をちょっと乗せて、そこにほうじ茶を注ぎます。
間に合わせですが、ちょっとだけ「茶粥気分」。

窓から見える白衣観音像に手を合わせながら「いただきます」。
まずは、ひと口。ほうじ茶のこうばしい香りが広がります。坐禅の後みたいだね。

朝からおごそかな気分だなあ(^^)/
26日朝食はご飯・白菜の味噌汁・豆腐バーグ・青菜の磯和え・漬物・牛乳。
昨日の夕食もそうでしたが、「遊びようがないなあ」。そんな気分。
「うーん……。なんかできないかなあ」
腕組みしながら、窓の外を眺めると、遠く観音山丘陵が。山頂には高さ40メートル余りの白衣大観音像が見えます。
お寺気分になって思いつきました。
「そうだ。ほうじ茶があるんだから、これをご飯にかけたら『茶粥気分』にならないか?」
正確には「お茶漬け」なんですが、まあ、そこは病室。煮炊きできるわけもなし。あくまで気分ね。
◎奈良に住んでいた頃を思い出すなあ
20代のころ、奈良の西大寺横に住んでいたことがありました。奈良で暮らしていると、お寺じゃなくたって当たり前のように茶粥を味わうことになります。
自分で炊くのも楽しいものです。それが癖になって、今日まで茶粥・茶飯はわが家でもよく食卓に登場します。
そこで、青菜の磯和えを味噌汁の椀のふたに移して、その小鉢にご飯を適量。磯和えと漬物をちょっと乗せて、そこにほうじ茶を注ぎます。
間に合わせですが、ちょっとだけ「茶粥気分」。
窓から見える白衣観音像に手を合わせながら「いただきます」。
まずは、ひと口。ほうじ茶のこうばしい香りが広がります。坐禅の後みたいだね。
朝からおごそかな気分だなあ(^^)/
僕は「アル中」じゃなかったんですね
◎酒なしで練られるか?
自分自身「アル中」でないことが、よく分かります。今回の入院生活で。
世間では「週に2日の休肝日を」なんて言うじゃないですか。でも、まあ無理よね。
最低でも、ビール一杯、ワイン一杯くらいは飲んでいました。素面じゃ寝られないよ。
ですから、今回も「9時消灯なんて無理だよなあ。普段は未明1時ごろに寝るんだから」と、不安で不安で。
◎さっぱりした後にビール、は夢のまた夢
昨日も午後8時ごろ、シャワーを浴びてサッパリ。
「さあ、ビールでも飲もうか」みたいな気分じゃないですか。
でも、病室にお酒があるはずもなし。
なんだかんだの仕事上の作業をして、9時には消灯。
だって、看護師さんがきっちりと巡回してくるんですから(当然だよね)。
「消灯ですよ」
「はい、お疲れ様ね。ありがとう」
そうやって、部屋の照明をオフ。
しばらくは、スマホでネットニュースあたりを読んでいるのですが、不思議に眠気がさしてきて、けっこう熟睡しているのですよ。
さすがに、午後9時すぎに就寝なので、翌朝5時半くらいには目が覚めます。
今の時期ですから、3時半になれば、けっこう明るいじゃないですか。だから、自然に目が覚めてしまうのですよ。
◎酒飲まなくたって(^^)/
19日の夜から数えて、連続7晩、アルコール抜きの生活。
我ながら感心しているのですよ。
「なんだよ。酒飲まなくたって、平気じゃないか!」(^^)/
自分自身「アル中」でないことが、よく分かります。今回の入院生活で。
世間では「週に2日の休肝日を」なんて言うじゃないですか。でも、まあ無理よね。
最低でも、ビール一杯、ワイン一杯くらいは飲んでいました。素面じゃ寝られないよ。
ですから、今回も「9時消灯なんて無理だよなあ。普段は未明1時ごろに寝るんだから」と、不安で不安で。
◎さっぱりした後にビール、は夢のまた夢
昨日も午後8時ごろ、シャワーを浴びてサッパリ。
「さあ、ビールでも飲もうか」みたいな気分じゃないですか。
でも、病室にお酒があるはずもなし。
なんだかんだの仕事上の作業をして、9時には消灯。
だって、看護師さんがきっちりと巡回してくるんですから(当然だよね)。
「消灯ですよ」
「はい、お疲れ様ね。ありがとう」
そうやって、部屋の照明をオフ。
しばらくは、スマホでネットニュースあたりを読んでいるのですが、不思議に眠気がさしてきて、けっこう熟睡しているのですよ。
さすがに、午後9時すぎに就寝なので、翌朝5時半くらいには目が覚めます。
今の時期ですから、3時半になれば、けっこう明るいじゃないですか。だから、自然に目が覚めてしまうのですよ。
◎酒飲まなくたって(^^)/
19日の夜から数えて、連続7晩、アルコール抜きの生活。
我ながら感心しているのですよ。
「なんだよ。酒飲まなくたって、平気じゃないか!」(^^)/
2017年07月25日
朝から病室で居酒屋メニューか?
◎お膳に、なにか遊べるものはないか?
今日の朝食は、ご飯・大根の味噌汁・納豆・オクラのポン酢和え・味つけのり・牛乳です。
家庭の朝ご飯の定番みたいな、おなじみのメニューです。
「なにか遊べるものはないかなあ」
そう考えながらお膳を眺めていました。
「今朝はこれでいってみるか」
なにが「これ」かって? 和え物と納豆ですがな(^^)/

◎オクラと納豆で
オクラのポン酢和えをひと口。あっさり薄味で、いい仕上がり。
横にある納豆にしょうゆだれを入れてかき混ぜます。1パックのうちの半分を、オクラ和えの上に乗せてみました。その上に、刻みねぎと細かくちぎった味つけのりを。最初に納豆をかき混ぜる時に、ねぎも入れてしまうと、ネギが見えなくなってしまいます。だから「和え物の上に納豆」→「その上に、白いねぎと、黒いのり」という感じで、色合いを優先させてみました。
居酒屋に行けば、「オクラ納豆」なんて品は普通に出てきます。マグロ納豆・イカ納豆・タコ納豆なんて贅沢をしなくても、ゆでたオクラがあれば、いい感じの料理ですよね。

◎「いいじゃん!」
さてさて、病室でつくった即席のオクラ納豆あんまりかき混ぜずに、オクラと納豆をうまく箸でつまんで食べてみましょう。
「いいじゃん、この味」
味つけのりで包んで食べてもいいですね。
病室での一人ぼっちの味気ない朝食が、それなりにいい気分に。

さあ、午後は、バルーンアーティストの「マーチ」さんがきてくれます。
気分を盛り上げて「病室でのインタビュー」にのぞみますかな。(^^)/
今日の朝食は、ご飯・大根の味噌汁・納豆・オクラのポン酢和え・味つけのり・牛乳です。
家庭の朝ご飯の定番みたいな、おなじみのメニューです。
「なにか遊べるものはないかなあ」
そう考えながらお膳を眺めていました。
「今朝はこれでいってみるか」
なにが「これ」かって? 和え物と納豆ですがな(^^)/
◎オクラと納豆で
オクラのポン酢和えをひと口。あっさり薄味で、いい仕上がり。
横にある納豆にしょうゆだれを入れてかき混ぜます。1パックのうちの半分を、オクラ和えの上に乗せてみました。その上に、刻みねぎと細かくちぎった味つけのりを。最初に納豆をかき混ぜる時に、ねぎも入れてしまうと、ネギが見えなくなってしまいます。だから「和え物の上に納豆」→「その上に、白いねぎと、黒いのり」という感じで、色合いを優先させてみました。
居酒屋に行けば、「オクラ納豆」なんて品は普通に出てきます。マグロ納豆・イカ納豆・タコ納豆なんて贅沢をしなくても、ゆでたオクラがあれば、いい感じの料理ですよね。
◎「いいじゃん!」
さてさて、病室でつくった即席のオクラ納豆あんまりかき混ぜずに、オクラと納豆をうまく箸でつまんで食べてみましょう。
「いいじゃん、この味」
味つけのりで包んで食べてもいいですね。
病室での一人ぼっちの味気ない朝食が、それなりにいい気分に。
さあ、午後は、バルーンアーティストの「マーチ」さんがきてくれます。
気分を盛り上げて「病室でのインタビュー」にのぞみますかな。(^^)/